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不動産のはなし② 【パワービルダーの建売住宅、購入前に知っておきたい注意点】

【不動産業界の裏側】 パワービルダーの建売住宅、購入前に知っておきたい注意点 マイホームを検討する際、魅力的な価格で新築一戸建てが手に入る「パワービルダー」の建売住宅は、多くの方にとって有力な選択肢の一つでしょう。しかし、その手頃さの裏には、購入前に知っておくべき実態が隠されていることも少なくありません。 今回は、ある不動産会社の視点から、パワービルダーの建売住宅にまつわる少し踏み込んだお話をご紹介します。 なぜ?いきなり200万円、300万円も価格が下がるカラクリ 「先日まで〇〇〇〇万円だった物件が、今週になったら300万円も下がっている!」 パワービルダーの物件を見ていると、このような大幅な価格変更に驚いた経験はありませんか?これは決して珍しいことではありません。 多くの場合、当初の販売価格には、将来的な値引きを見越した価格設定がされています。販売開始から一定期間が経過したり、決算期が近づいたりすると、売主である建築会社は在庫を抱えるリスクを避けるため、一気に価格を下げてでも売り切ろうとします。 つまり、 最初の価格はいわば「定価」であり、そこから交渉やタイミング次第で大きく価格が動くのがパワービルダー物件の特徴 とも言えるのです。 「仲介」ではなく「販売代理」?現地担当者の実態 オープンハウスや現地販売会に行くと、不動産会社の担当者が待機しています。彼らは買主と売主の間を取り持つ「仲介」のプロのはずです。しかし、実態は少し異なるケースが見受けられます。 建築会社とのいびつなパワーバランス 本来、仲介会社は買主の味方となり、価格交渉や条件の調整を行うべき立場です。しかし、パワービルダーの現場では、建築会社が圧倒的に強い力を持っていることが多く、仲介会社が「建築会社の言いなり」になってしまっている場面が少なくありません。買主の要望よりも、売主である建築会社の意向が優先されてしまうのです。 知識や経験が不足している担当者も 驚かれるかもしれませんが、現地に待機している担当者の中には、実務経験の浅い社員や、「オープンハウス要員」としてのアルバイトが含まれていることがあります。また、物件の地域とは全く関係のない、遠方の不動産会社が販売だけを請け負っているケースも。 こうした担当者は、物件の魅力やセールストークは巧みでも、肝心な地域の情報(学区、ハザードマップ、周辺環境な...

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