関町で家を建てるのに4000万〜5000万? ちょっと立ち止まって計算してみてほしい話
こんにちは。亀山市関町で不動産業を営んでいると、最近特に強く感じることがあります。 あえて率直に言います。
今の時代に、ここ関町エリアで土地と新築建物に「4,000万円、5,000万円」もの大金をかけて家を建てる計画を聞くと、正直なところ「本当にその返済計画で大丈夫なのだろうか」と心配になってしまいます。
関町で新築を建てると、実際いくらかかるのか?
少し現実的な数字でシミュレーションしてみましょう。
仮に関町内でゆったり100坪の土地を見つけたとします。相場としては、およそ600万〜800万円前後です。 ここに、いわゆる大手や知名度のある中堅メーカーで30坪ほどの家を建てるとどうなるでしょうか。
土地代:約800万円
建物本体:約3,000万円(坪100万前後)
諸経費・付帯工事:大手・中堅経由だと割高になりがち
その他付帯工事(フェンス、カーポート、庭など、建築書費用など):500万〜600万円
これらを積み上げていくと、あっという間に総額4,200万〜4,500万円、場合によっては5,000万円近くにまで膨らみます。
問題はここからです。 自己資金を潤沢に用意されているならまだしも、最近は建物代だけでなく諸費用まで組み込んだ「フルローン(100%〜110%融資)」を40年返済などで組まされているケースを本当によく見かけます。
ハウスメーカーの営業マンは「今の金利なら月々これくらいで払えますよ」と笑顔で言うかもしれません。しかし、これからの長い人生、子どもの教育費、車の買い替え、老後の備え……それらを抱えながら40年間その額を背負い続けることが、本当にご家族にとって幸せな選択なのでしょうか。
「1,000万円の差」が持つ重み
私は建築屋ではなく、土地や不動産を扱う立場です。だからこそ、お客様から「無理のない予算で、安心して暮らせる家を建てたい」と相談されたときには、信頼できるコストパフォーマンスに優れた全国展開のハウスメーカーをおすすめすることがあります。 (実は私自身も、そうしたメーカーで自宅を建てました)
昨今の建築資材の高騰は確かにありますが、それでも三重県内で広く展開する中堅メーカーなどと比べても、トータルで数百万円から、場合によっては1,000万円前後の差が出ることがあります。
「ローコスト」という言葉に不安を覚える方もいるかもしれませんが、今の規格住宅やローコスト系メーカーの基本性能や品質は、決して大手と比べて極端に見劣りするものではありません。
1,000万円です。 この差額があれば、どれだけ将来の選択肢が広がるでしょうか。家族旅行に行く回数も、趣味に使える時間も、日々の暮らしの心のゆとりも、まるで違ったものになります。
ハウスメーカー主導の家づくりに潜む落とし穴
最近特に多いのが、「すべてハウスメーカー任せ」になってしまっているお客様です。
土地探しから資金計画まで、すべてメーカーの営業マンが主導し、不動産屋である私たちのところには営業マン経由で問い合わせが入る。そして、買主であるお客様ご本人とお会いするのは「土地の契約日当日が初めて」というケースも珍しくありません。
メーカー側が提案する資金枠に合わせるため、ギリギリのローンを組むことが前提になってしまっている光景を見るたび、胸が痛みます。情報があふれている今の時代だからこそ、特定の一社からの説明だけを信じ込んでしまうのは非常にリスクが高いのです。
契約書に判を押す前に、第三者の意見を聞いてみませんか?
家づくりにおいて、「知っているか、知らないか」だけで1,000万円単位のお金が動きます。
提示されている資金計画が、本当に将来の暮らしに見合っているのか
建物だけでなく、土地や外構を含めた総額に無駄はないか
もっと肩の力を抜いて、暮らしを豊かにする建て方はないのか
契約書に判を押してしまう前に、特定の建築会社に縛られない地元の不動産屋に、ぜひ一度フラットな気持ちでご相談ください。建築会社の営業トークではなく、地域密着でこの土地を見てきた立場から、無理のない住まい探しのヒントを率直にお話しさせていただきます。

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