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不動産取引の「光と影」——誠実な街づくりのために

 こんにちは、 「関宿の小さな不動産屋さん」 、です。 今日は、少し重いお話をしなければなりません。 日々、亀山・関宿の街で、物件が持つ「物語」を大切にしながら、売主様と買主様の良きご縁を結ぶお手伝いをしておりますが、先日、非常に残念な出来事がありました。 業界のルールを揺るがす「抜き行為」 私が数年にわたり大切に温め、媒介活動を続けてきた物件。 そこに、別の不動産業者が突如として割り込み、私や弊社の顧客を排除する形で契約を強行しようとする事案が発生しました。 不動産業界には、自由競争の中にも守るべき「信義則」 があります。 先に客付けを行い、先行して動いている業者を無視して契約を奪う行為は、いわゆる 「抜き行為」と呼ばれ、不法行為にも該当し得る看過できない問題です。 相手方の業者は「よくあること」と説明していたようですが、そんなことは断じてありません。 本日、私は三重県の宅建指導課、および宅建協会へ本件を詳細に通報いたしました。窓口でも「明らかな抜き行為である」との認識をいただき、今後、厳正な調査と指導が行われる予定です。 地域の信頼を背負うということ 調べてみると、その業者は隣の鈴鹿市に拠点を置きつつも、実はここ亀山市にも深い縁があり、さらにはご家族が市政に関わる公職に就かれていることも分かりました。 地域に根ざし、市民の信頼を預かる立場にある方が関わっている以上、本来であれば誰よりも範を示すべき存在であるはずです。そのような背景を持つ方々が、業界の暗黙のルールを破り、不誠実な手法で取引を進めようとしている事実は、同じ地域で活動する者として、また一市民として、非常に寂しく、また憤りを感じざるを得ません。 正義は、街の未来のために 今回の件、私は一方的に事を荒立てたいわけではありません。 ただ、当方の顧客に対しても説明責任があり、何より「正直者が馬鹿を見る」ような取引が、この大好きな亀山の地で行われることを許したくないのです。 現在、契約締結の差し止めに向けた民事調停の準備も進めています。 地域に縁があり、公の立場にも関わりがある方々が、今後この事態にどのような誠意を見せ、どのような対応をされるのか。私は、一人の不動産業者として、そしてこの街の未来を想う一人として、しっかりと見届けたいと思います。 不動産は、ただの「モノ」ではありません。 人の想いと、街の...

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